今回は、前回の検査を元にした「診断」の日です。
歯並びの問題点と、今後の治療方針が説明されました。
そして早速治療がはじまったのですが、そこに登場した青ゴムが私を苦しめることになるのでした……。
歯の状態はひどい!
前回の型取りから作られた歯全体の3D模型ができていました。
うーん、やっぱりひどい歯並びだ……。
先生から自分の今の歯の状態を説明されたのですが、
・顎が左右にも前後にもズレている
・八重歯の根元の歯槽骨が露出している
・分類すると受け口
と散々に言われてしまいました。
散々というか単なる事実なんですけどね(笑
顎の左右のズレはなんとなくわかっていたのですが、前後もかいっ、という驚きと、じつは受け口タイプだったという衝撃がありました。
見た目的には下顎が前に出ているわけではないのですが。
あとは八重歯の歯槽骨の露出ですね。
歯槽骨というのは歯を支える骨のことで、普通は歯茎に覆われているのですが、その部分が少し露出しているようです。
鏡で見せてもらいましたが、たしかに露出してる……。ちょっとキモいかも。
今まで結構力を入れて強く歯を磨いてしまっていたのがよくなかったのだと思います。くちびるをめくって八重歯の根元をまじまじと確認することもなかったので、そんなひどい状態になっていることに気づきませんでした。
矯正によって八重歯は下に降りてくるものの、露出した歯槽骨の部分が元に戻ることはないので、歯茎の並びの連続性が損なわれるだろうという説明でした。その部分を塞ぐには結構大掛かりな処置が必要らしいです。まあしょうがない。ちなみにそれぞれの歯の大きさは普通とのこと。
広げて下げる
検査結果を踏まえてあらためて治療期間が伝えられました。
期間は1年半から2年ほどということでした。もっと長いものかと思っていたので全然問題なしです。
非抜歯での矯正ですが、親知らずは抜く必要があるらしく、できれば次回までに抜いておいてくださいと言われました(下の親知らずはすでに抜いてあるので上の2本)。
どのように歯を動かしていくかについても説明されました。
簡単に言うと「広げて下げる」です。
歯列全体を広げ、さらに奥歯を後ろに移動して、スペースを作るという流れらしいです。
地獄の青ゴム
治療方針の説明後、「では早速ですけど今回から治療をはじめていきましょう」と言われ、青いゴムを上の奥歯(第1大臼歯、番号だと6番)の前後に挿入されました(写真撮り忘れました)。
入れられた直後から圧迫感があったのですが、この青ゴムの恐ろしさを知るのはさらにあとになってからなのでした。
翌日からとにかく歯が痛い! それも前歯が。
奥歯からぐっと押されて前歯にその力が集まっている感じです。
食事も結構大変で、いよいよ矯正治療がはじまったんだなという実感がありました。
あと、青ゴムは接着しているわけではなくただはさんでいるだけなので、フロスや爪楊枝が使えません。歯ブラシで丁寧に磨くしかないのですが、食べカスがはさまっているのか青ゴムの圧迫感なのかがわかりづらく、なんかすっきりしない感じが続きました。
先生には一週間くらい経って自然に取れたらそのままでもいいよ、と言われたものの、そういうわけにもいかないので取れないように結構気をつかいました。
というかこの青ゴム、いったいなんのためにはさみこまれているんだろう……(次回判明)。