矯正開始の第一歩、まずはカウンセリングです。
予約を取る流れです↓
めぼしい矯正歯科をピックアップしたら、電話で予約を取ります。
「矯正を検討しているんですけども」といったふうに伝え、カウンセリング日時の予約をします。
カウンセリングは無料のところもありますし、有料のところもあります。ホームページを見た、ということで無料になるところもあるので、事前にしっかり調べておきましょう。
まずは写真撮影
ついにカウンセリングの日がやってきました。
いい年になってもはじめてのことはやはり緊張します。
予約の時間より少し前に着いてしまい、ぶらぶらして時間を潰していたのですが、初回は診察前に問診票とか書かなければいけないのではということに気づき、急いで向かいました。
受付を済ませ問診票を記入して診察室へ行くと、まずは写真撮影ということで診察台とは別の普通の椅子で、口を大きく広げる器具を挿入され、パシャパシャと写真を撮られました。
女性の歯科衛生士さんに自分の悪い歯並びを見られる恥ずかしさがありましたが、向こうは毎日見慣れてるのでなんとも思っていないでしょう。
治療方針の説明
写真撮影が終わると診察台に案内され、先生とのあいさつもそこそこに歯の現状をチェック。その後、先ほど撮った写真をプリントアウトしたものを渡され、それを見ながら治療の方針の説明がはじまりました。
あらためてまじまじと見ると本当にひどい歯並び……。銀歯も多いしどうしてこうなった。←自分のせい
前回も書きましたが、私の歯並びの一番の特徴は、右上の犬歯が八重歯になっていることです。左の犬歯はちゃんと収まっているため、上の歯の全体が八重歯一本分右側にズレています。当然のことながら、前歯の中心も下の歯の前歯の中心と合っていません。正中線(口の真ん中)がズレた状態です。
下の歯は前歯2本の両隣の歯が奥に引っ込んで、重なっています。
まあ顎が小さいんでしょうね。
抜歯と非抜歯
私が行った歯科医院では、基本的に抜歯をしない矯正を行っているようです。
電車の椅子を例にした、おそらく矯正したことがある人には「あるある」な説明をされたあと(人を減らすか座席を広げるかというやつです)、実際の症例と治療後の写真などを見せてもらいました。
自分としては抜歯でも非抜歯でも、結果的に歯並びがよくなればどちらでもよかったので、まあ抜かずに治せるならそれに越したことはないかな、というくらいの感じでした。
80歳になっても自分の歯を20本以上残そう、という8020運動(はちまるにいまるうんどう)なんていうのもありますし、自分の歯が少しでも多く残ることはいいことには違いありません。
治療期間
レントゲンを撮ってさらに詳しく調べてみないとはっきりとはいえないものの、治療期間はだいたい1年半ほどではないかということでした。
え、そんな早く治るの? という感じでした。3年くらいは覚悟していたので。
治療方針の説明が終わったあと、歯科衛生士さんから料金の説明があり、カウンセリングは終了しました。
矯正開始を決意
受付で次回の予約をどうするか聞かれたので、その場で次の予約を取り付けました。
受付の方がほんのちょっと驚いたように見えたのですが、おそらく無料カウンセリングを受けてそのままその場で決める人はそんなに多くないのだと思います。
自分としてはもう事前にネットでしっかり調べて、この矯正歯科にカウンセリングに行って説明に納得できたらここにしようと思っていたので、一度家に持ち帰って再び検討してああだこうだ悩むのもあれだなと思い、次回の予約も取り付けてしまいました。
でもまあそこは人それぞれで、矯正歯科をリストアップして無料カウンセリングをたくさん受け、治療方針や料金に納得のいくところを選ぶのもいいと思います。
ただ結局実際に治療をはじめてみないとわからないことも多いんですよね。そこで後悔しないために入念な下調べが必要なわけですが、自分的にはしっかり調べたしここでOKと覚悟を決めたというわけです。
それが正解かどうかは結局のところ終わるまでわかりません。人事を尽くして天命を待つという言葉が身にしみます。