下の横向き親知らずの抜歯を大学病院でやったら30分で終わった(矯正日記・親知らず編3)

歯を指差す女性

横向きに生えている下の親知らず。一本は近所の一般歯科で抜いたものの、「もう一本はこちらで」と大学病院の口腔外科の紹介状を渡されました(前回記事参照)。

紹介状を渡されてから一年ちょっと。重い腰を上げてようやくもう一本を抜きにいきました。

一年以上放置していた理由

なんで片方だけそんなに放置していたかというと、一本抜いただけで大仕事をやり終えた気分になってしまったのと、大学病院まで行くのが面倒、という理由からです。
近所の歯医者さんが両方手がけてくれれば、一本目を抜いた勢いでもう片方もいけたと思うんですけどね。

で、抜き残した親知らずを年明けすぐの1月9日に抜歯しにいったわけですが、なんで一年以上放置していたものに手をつける決心をしたかというと、正月に「今年は積極的に行動するぞー」という抱負を立てたからです(笑
とりあえずやり残していることを片づけるか、という感じで。

早い!がそのあと痛い!

大学病院はやはり患者が多いので、ベルトコンベア式にレントゲンを撮ったりなんだりで色々動きまわりました。
ようやく診察室に入って少し経つと先生が現れて、挨拶もそこそこにオペ開始。

2時間コースで首と背中がとにかく痛かった前回の悪夢が蘇りますが、やっぱ大学病院はすごい、今回はなんと30分で終了。先生は颯爽と去っていきました。

ここまではよかったのですが、問題はこのあとです。

30分で済んだので麻酔もそんなに打っていなかったのか、会計を待っている間に患部が痛くなってきました。
オペが終わったときに綿も取ってしまったので口の中も血の味がします。

会計を済ませ、近くの薬局に痛み止めの薬をもらいにいくころには痛みがピークに。
薬局でもなかなか自分の番がまわってこず、その間額に脂汗を滲ませ、足を小刻みに震わせていました。

薬をもらうと急いで薬局を出て、近くの自販機で水を買って鎮痛薬を飲みました。
帰りの電車に乗るころにはだいぶ痛みも治まってきましたが、ペインコントロールというほど大げさなものではないけれど、早く抜歯できても患者の痛みの管理が疎かになったら意味がないよなと思いました。

親知らず抜歯の料金

料金は保険適用(3割負担)で4,570円でした。

歯茎を切り開いて歯を分割して取り出して歯茎を縫い合わせる、というものすごく大変そうなオペなのにこの値段でできるというのはよく考えるとすごいことですよね。
日本の医療制度と保険制度に感謝です。

抜歯後の流れ

抜歯は大学病院でしたのですが、その後の消毒や抜糸は紹介元の歯科医院でも大丈夫とのことだったので、一本目をやってもらった近所の歯医者に行きました。

抜糸は一週間後の予定だったのですが、まだ傷口が完治していなかったので二週間後になりました。

抜糸が終わったあとの解放感!
とにかく大変といわれていた下の歯の親知らずを両方とも抜き終わりほっとしました。