矯正開始から一年経過(矯正日記20・371日目)

矯正日記20

矯正日記20回目、そしてついに矯正歯科に通いはじめてから一年を超えました。今のところ結構順調に来ている気がします。
まあ最初のほうは検査や診断があって、ワイヤーを付けはじめてからはまだ一年経っていないんですけどね。

新たな位置でバイトアップ

まずはいつものように上下のワイヤー外しと歯のクリーニング。
その後、下の奥歯(6番)に盛っている樹脂を削り取りました。うがいをするときにこっそり噛み合わせてみましたが、やはりまだ今の段階ではうまく噛み合いません。

今回バイトアップはどうなるんだろうと思っていたら、上の6番を奥に動かすために左下5、右下4に樹脂を盛るとのこと。そんな無茶な、と思ったのですが、意外とアリ、というか高さをかなり低く設定してくれたのでそれほど食べにくくはないですし、なにより顔の長さが抑えられたのでむしろ奥歯に盛るよりよかったです。やっとまともな顔に戻れた……。ただ前回5番に樹脂を盛ったときに歯がグラグラしたので、それが心配ではあります。

今回(上)と前回(下)
口の上下の幅が狭まりました
上の歯全体も少しずつ左に

片側だけゴムかけをすることに

今回のワイヤーの目的は、左上の6番と7番の間が3mmほど隙間ができたのでそれを閉じることと、逆に右奥は動きが悪いらしいので、バネを使ってもっと奥へ移動させることです。

上のワイヤーは、右は1→オープンコイル→5→6→オープンコイル→7で、左は1から7まですべてです。左の6と7の間にゴムをかけて閉じるようにしてあります。このゴムがなかなかかからなくて、くちびるの端を思いっきり引っ張られて痛みで白目をむきそうになりました(言いすぎ

右の奥歯のオープンコイル(バネ)は、そのままだと歯が反作用で前に出てきてしまうので、それを抑えるために右の上下6番にゴムかけをすることに。右側だけ、しかも上下6番同士という今までにないかけ方です。

右の6番同士でゴムかけ

下のワイヤーは、バイトアップしている左5番と右4番を除くすべてに通しています。久々に6番にもつけられました。これでやや内向きだった6番が外側に動いてくれそうです。

ワイヤーを付け終えたあと、歯科衛生士さんとゴムかけの練習をすることになりました。ゴムかけ自体はこれまでにも経験がある、というか一時は毎日やっていたので練習する必要はないように感じたのですが……。

まあそれはともかく、いつもは鏡のある洗面台のところでするのですが、簡単にできるからここでやっちゃいましょう、と歯科衛生士さんに手鏡を持ってもらってゴムかけをすることに。しかしプレッシャーからか全然ゴムがかからない(笑
いやー焦りました。家に帰って試してみたら今までで一番といっていいくらい簡単にかけられました。一発目はやっぱり勝手がわからないので難しいですね。

そういえば今回は一番最初にワイヤーを付けたとき以来だと思うのですが、先生に結紮(けっさつ・ブラケットとワイヤーを細い針金で巻いて固定すること)までやってもらいました。歯科衛生士さんと違ってギュッと締まる感じがします。ワイヤーは銀色の太いやつで、久々に強烈な痛みが食事のときにやってきました。
まあこれで歯がしっかり動くのなら、痛みくらいいくらでも耐えてみせましょう。

カウンセリングの内容がわかるぞー!

終わり際に、後ろの席で新しく治療をはじめる女性に対して先生が説明しているのが聞こえてきました。
自分が最初に説明を受けたときは、わかったようなわからないような、という感じだったのですが、知識が増えた今その説明を聞くと、わかる、わかるぞー、と言いたくなるほど理解できました(笑