「矯正ラボ」なんていう大仰なサイト名をつけドメインまで取ったはいいものの、お役立ち情報では大手サイトにかなわず、専門性では自らの医院の宣伝もかねてサイトを運営する本職の人に太刀打ちできず、矯正日記としてはあまたあるサイトのひとつでしかなく、そしてまったく人が来ず(笑)、こんなことなら無料のアメブロにでもしておけばよかったと思ったものの、もしそうしていたらとっくに更新はストップしていたに違いなく、今はただ自分のために矯正の歩みを記し、そしてこのサイトを見に来てくれるわずかばかりの方のためにそれを続けていこうと思う次第です。
右上2番を前に出す
今回も上のみのワイヤー交換でした。
八重歯の陰に隠れていた右上2番を前に出すために、裏にリンガルボタンを付けることに。
そのリンガルボタンを起点に、ゴムを右上2番の両側から表に出し、左側は前にあるオープンコイルに付け、右側は左上2番に装着。
これによって下記の効果が期待できます。
・右上2番が前に出てくる
・左右に隙間があった右上2番を右上1番側に引き寄せる
・出っ歯気味になっていた右上1番をおさえる
八重歯を収めるためにはもう少しスペースが必要なので、左右の6-7にオープンコイルを付け、一番奥の歯を後ろに下げるようにしています。
開咬状態改善兆候
前回、バイトアップのために盛っていた奥歯の樹脂を取り除いたものの、歯の上下が開いている開咬状態になっていて、それが気になったので先生に聞いてみたところ、上下の歯の隙間は反作用で閉じてくるからそこは心配していない、と言われました。
なんの反作用かはよくわかりませんでしたが(笑、ひとまず安心です。実際、前回と比べて隙間が少し狭くなりました。
「最悪なとき」は脱した感
今回の治療で、突き出た右上1番が少し引っ込み、奥に下がっていた右上2番が前に出てきて、歯の右上側の凸凹がだいぶ解消されました。
歯の上下の隙間も狭まってきましたし、この先も治療は続きますが、なんというか「最悪なとき」は脱したという感じがします。
最悪なときというのはいつごろかというと、16回目から19回目くらいまでです。
この間、奥歯のバイトアップが高く顔の輪郭が縦長になり、前歯もオープンコイルの反作用によって前に突き出て出っ歯気味で、見た目の点において結構辛かったです。
見た目は気にしないと今まで何度か書いたのですが、口を開けたときの見た目、つまり歯の表面に付いている装置が人にどう見られるかということについては本当に気にならないものの、口を閉じたときの輪郭の縦長感と、口まわりが若干盛り上がっているところはさすがに気になりました。
実際のところ1センチ以下の違いなのかもしれませんが、顔というのはほんのちょっとのバランスの変化で印象が変わるもので、自分の顔なのに自分の顔ではないような違和感がありました。
おそらくこの先あれ以上の状態になることはないと思うので、今はちょっとほっとしています。
なんだかんだいって歯並びは徐々によくなってきていて、「とても歯並びが悪い人」ではなく「歯並びがそんなによくない人」くらいになったのではないかなと思います(笑